2011.03.15 (Tue)
留学生のみなさんへ
AT&T、Verizon Wireless、Sprint、KDDI USA各社の携帯電話(プリペイド電話のぞく)から日本までの通話が一定期間無料になるそうです。※T-mobileについては未確認
Time Warner CableやVerizonのデジタルホーム電話からも同様に日本までの通話が無料になるようです。
ご家族やご友人の安否確認にご利用ください。
(日本は今停電中の場所もあります。また節電を強く呼びかけられています。)
2)誤った情報に惑わされないようにご注意下さい
たくさんの情報が流れていますが、信用できる情報源から配信される情報を元に落ち着いた行動を取ってください。特にFacebook、Mixi、Twitter、チェーンメールなどでは不安を煽るだけの不正確な情報も多くあるようです。注意してください。
3)心のケアについて
日本を離れて、アメリカで一人で新しい生活を始めたばかりの留学生の方もいらっしゃると思います。突然のニュースに心細く感じている方もいらっしゃると思います。こんなときこそ、海外で暮らす日本人同士、励まし合い力づけあっていければと思います。お友達や学校のスタッフさん、先生などと話をしてみましょう。私にもメールしてください。
強い衝撃のあるニュースや映像を見たあとは、
身体的影響:吐き気、めまい、頭痛、睡眠障害、集中力低下など
精神的影響:不安、恐れ、焦り、イライラ、怒りっぽく攻撃的、無力(脱力)感、やる気がでない、投げやりなど
の症状がでることがあるそうです。
私もなかなか寝付けなかったり、そわそわして落ち着かない気分です。
以下の情報はそんなときに、心を落ち着けるとてもよいアドバイスになったので、ここでも紹介します。
【APA(米心理学協会)の提案する災害時ストレス対処法】
1.ニュースを見続けない:際限なく災害のニュースを見続けることはストレスをより悪化させかねません。
もし大切な方々が被害にあっていて情報をアップデートし続けていたいと思っていても、途中で休憩を挟み心身の負担を減らしてください。
2.出来ることをやっていく:仕事や学校に行ったり食事を作るなど、普段どおりの生活をおこなっていくこと。
そうした日常生活をやり続けることは、地震について常に考え続けることを中断するのに役立ちます。
3.健康的な行動をする:バランスの取れた食事を取り、普段のエクササイズをし、しっかりとした休養をとること。
身体の健康を強化することは、あなたの精神的健康維持にも役立ち、また、こうした問題を対処する際の能力を高めます。
4.事実を正しく捉えておく:地震で恐ろしいほどの困難と損失を被るとしても、あなたの人生における良いことに意識を向け続けることを忘れないでください。
困難に屈せず、先にあるさまざまな困難に立ち向かえる自身の能力を信じてください。
5.(可能ならば)有効的に援助する方法を見つける:多くの機関がさまざまな方法で被害者を援助する方法を提供しています。そうしたものに貢献したりボランティアをすることはあなたが何かをすることを助ける前向きな行為となります。
これらの方法をとることで多くの人々は現在の問題を乗り越えられるかもしれませんが、人によっては強いストレス反応が出るかもかもしれません。
日常生活に支障を起こすような場合は専門家の助けを得て、前に進み続けられるようにしてください。
http://www.apa.org/helpcenter/distress-earthquake.aspx
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離れている私たちにできることはとにかく前を向いて、希望を持って、生きていくことだと思います。
私たちにできることは、経済や社会がきちんと回るようにそれぞれの役割をこなして、日常を過ごしていくことですね。立ち止まらず、前を向いて。。。それが被災者への支援にきっとつながると思います。
自分の無力さに葛藤・落胆してしまいがちだけど、きっと日本は立ち上がれることを信じて、それぞれの毎日をがんばろう!
頑張ろう日本!!
今こそみんなが支えあって励ましあってこの困難を乗り越えていかないといけないですね!
100人の前でのスピーチ、なかなかすぐにできることではないと思うけど、実行に移したらきんたさんには大拍手です。
気持ちが前向きになるためにはやはり小さなことでもいいから行動に移すことが大事なんですね。
自分の無力さを責めるよりも行動することが大事だと、らきんたさんから教わりました。ありがとうございます!!
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私が目を離している間に悲惨なことがおきるのではないか、もっとひどいことがあるのではないか、と不安で、スイッチを消せなくて、起きている間ずっと見続けていました。
その結果、不安、焦り、自責の念、そして激しい気持ちの落ち込みに教われました。
何も出来ない自分を責めるより、何でもいいから役に立つことをしよう!と決心したのが2日前、そして今日、100人ほどの女性の会で、義援金のお願いのアナウンスをしました。
英語でのスピーチは私にはまだハードルが高く本当につたないけれどけれど、終わった後皆が涙して、たくさんの義援金を託してくれました。
希望を持つこと、一歩踏み出すこと、TAEKOさんの書いておられる、5番、本当に有効です。
私は清水の舞台から飛び降りたら度胸がついて、次はどこでお願いしようか、近くのお店を回って募金活動を頼もうか、などと思うようになり、気持ちが前に向いています。
先日以来、非常に具体的な情報で、留学生の皆さんを支えておられることに深く感銘いたします。
そして留学生だけでなく、私のような者も、TAEKOさんの情報と、力強い励ましに支えられているのです。