2016.05.14 (Sat)
世界遺産タオスプエブロへ

Chimayoから車で1時間ほどさらに山に入ったところに、Taosの街があります。
ここのダウンタウンもギャラリーなど並んでいて素敵でした。
時間があったらここも立ち寄りたかったです。
ダウンタウンをすぎるとタオスプエブロがあります。
タオスというインディアンたちの集落です。
ここは世界遺産になっています。

1000年以上前から残るアドビ造りのおうち。
昔は側面の窓やドアはなく、天井に入り口があったそうです。
それも敵の侵略から身を守るためだったそうです。

無料のツアーがあるので(20分くらい。英語のみ)参加するか、もしくはタオスプエブロについてしっかり予習していったほうが、歴史を感じることができ、より興味深いものになると思います。

ここの名物だというFry Bread(5ドル)を食べました。揚げパンみたいなもので、はちみつとシナモンシュガーや粉砂糖をかけて食べました。注文してから揚げてくれるので、熱々でした。

ここでまだ、5〜7家族が暮らしているそうです。
水や電気はないそうです。
そのため、どんどん村の外に移住してしまっているようですが、祭りや行事があるときなどはみんなここに集まってくるみたいです。
よく目にする「Pueblo」という言葉ですが、「集落」「村」という意味です。一口にインディアンといっても、たくさんの部族があります。
ニューメキシコには19のプエブロがあります。
一番大きいのはZuniというプエブロで、今でも1万人いるそうです!
インディアンの生活もすっかり西洋化されていますが、言葉や文化を後代にも伝えようと努力されています。
この辺のインディアンの主な食事はとうもろこし、豆、瓜類で、この3つはとても大事なものとされています。
インディアンが伝えるおとぎ話には度々この3つが出てきます。
かつて、スペイン人たちと戦ったときの様子や他の部族との抗争、アメリカ政府との戦いなどは、かなり残虐なものもありますが、どうやってこの土地を守り抜いたのか、歴史を知ると感慨深いです。
タオスプエブロは後ろに山があり、きれいな小川が流れ、時が止まったようで素敵な場所でした。
小川の先にはBlue Lakeという湖があり、そこからきれいなお水が流れていて、飲んでも大丈夫なくらいきれいだそうです(毎月水質検査しているそう)。一時はアメリカ政府が湖らへんの土地を取り上げたそうですが(そのせいで、一瞬水が汚れた)、無事取り戻せたそうです。
さて、ここからまたサンタフェに戻ります。車で1時間半くらいだったでしょうか。

泊まったホテルのライブラリーがとっても可愛かったです。

お部屋のデコレーションも可愛い。
どこでこの魚のお皿が手に入るか本気で知りたい。。。

ホテルのレストランでの食事。
創作料理で、どれも美味しかったです!!

ホテルのインテリアがとっても気に入りました。
全部真似したい^^
私は大学の時に人類学を専攻しましたが、ネイティブアメリカンの文化もたくさんクラスをとりました。その中でも、彼らのアートにとーーーーっても惹かれました。
特にPottery(焼き物)が大好きです。
彼らの伝統や信じる世界観など、とても面白かったです。
もうだいぶ忘れてしまっていたけど、今回の旅で少し思い出しました。
こんにちは!
まずはアルバカーキー空港まで飛んで、あとは空港近くでレンタカーをしてまわりました。
私もまたいつか戻ってこれたらいいな~と思っています!!
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はじめまして。
素敵な旅行ですね。
私もニューメキシコ州に興味があって(特にズニ族に)を旅してみたいのですが、どうやって旅されたのですか?
車など運転されましたか?