2015.07.22 (Wed)
マルの歯

マルの顔が片方だけ腫れました。わかりますか?
だんなさんいわく、「ハチにでも刺されたんじゃないの?」。
でも全然腫れがひかないので、動物病院に連れて行きました。
今回は初めての病院に。
前に行っていたところは、救急専門で、高かったので、うちの近所の評判が良さそうなところにしました。
私は色々ネットで調べて、もしかすると「Tumor(がん)」かもしれないという不安がよぎりました。。。
猫の口周りのがんは珍しく無いようです。
でも診断の結果、「歯(歯茎)でしょう」ということで、ほっと安心。
がんだと、触るともっとぶよぶよして柔らかくなるそうです。
今回は触っても、硬くて、マルも特別に嫌がったり、痛がったりはしませんでした。
マルは人間年齢だともう73歳で、歯磨きをしない猫は歯が悪くなるのも仕方ないみたいです。
チビやネビュラは歯磨き代わりになるおやつを好んで食べてくれるのですが、マルは食べません。
そのせいでしょうかね・・・。
2週間の抗生物質が必要ということで、飲み薬はマルは苦手なので、注射にしてもらいました。
飲み薬より高いけど、2週間朝と晩、マルと格闘するよりはだいぶ楽^^
今回の件で、マルは2パウンド(1キロくらい)も瘦せてしまいました。
猫にとって1キロは大きいですよね><
(それでも獣医さんには、Big Kittyだねと言われていましたが)
そして、全身麻酔して歯の治療をしてもらうことになると思います。
歯も1本抜いちゃうかも・・・。
ごめんね、マル。でも歯が痛くて食べれないよりは、ずっと快適な暮らしができるそうなので、君のためなんだよ~

近所の猫とのケンカによる負傷、スカンクにやられる、そして歯・・・。
災難続きのマルでした。
2015.07.27 (Mon)
マルとがん
2015.07.29 (Wed)
まるのご飯

3本歯を抜いた日は麻酔がまだ抜けきれない中、異常なほどの食欲で、本当にびっくりしました。
今まで痛くて食べられなかったから、その反動かもしれません。
麻酔が効いているから、痛みなしで食べられるようになったからかもしれません。
「またあとでね」と言っても、エサ場に一緒に行っては「もうちょっとだけ!」とせがむマル。
柔らかいご飯だったらあげてもOKということだったので、特別にスープ入りの猫餌を買ってきてあげました。
そして翌日、麻酔が完全に切れたら、食欲はあるのに痛くて食べられないという状態にまた戻ってしまいました。
痛み止めをあげているものの、やっぱり患部にあたるとスープでもしみてしまうのかもしれません。
食べては、痛みにびっくりして逃げる、の繰り返しです。
「歯が3本抜けたから、そこが痛いんだよ」
って説明してあげたくてもできないというもどかしさ。。。
でも食欲はすごくあるようで、それがまた見ていて辛いです。
食べたくても、食べられない。
人間だって親知らずを抜いたらしばらく食べられなかったりしますからね。
ましてやマルは何が起こっているのかわかっていないから、見ていて可哀そうです。
手術の傷口は2週間ほどでよくなるそう。
それまではどうやって栄養をつけさせるか、問題です。。。
明日、結果(良性か悪性か)がわかります。
早く聞きたいような、まだ聞きたくないような、複雑な気持ちです。

食べられないマルのために、スープを作ってみました。
鶏肉とにんじんとトマトを水で煮て、ミキサーで細かくします。
しかし、食べてくれませんでした。
マルはもともと人間のご飯は食べたがりません。
やっぱりダメでした。

代わりに、がっついて食べてくれたネビュラ。

そしてルナ。
チビもスープには手を出しませんでした。
男の子たちには不評のようです。
たくさん作ってしまったので、ネビュラとルナに頑張って食べてもらおうと思います。
2015.07.31 (Fri)
まるの病名

マルは扁平上皮癌(へんぺいじょうひがん、squamous cell carcinoma)という悪性の癌だそうです。
口腔ガン(Oral Cancer)です。
進行は早く、今の医療では効果的な治療法はないようです。
1年以内に亡くなる確率は90%以上だそうです。
あぁ、この事実を知ってしまったときの絶望感といったらないです。
そんなに早くマルとお別れしないといけないなんて。
痛みを緩和したり、栄養をとったりする(たぶんそのうちチューブを通さないといけなくなると思う)治療はすると思いますが、
外科手術や抗がん剤治療で治る病気ではないようなので、
いつも通り我が家でマルをお世話したいと思っています。
「いつも通り」が一番マルが望んでいると思います。
この癌にかかる猫の平均年齢は12.5歳だそうです。
ちょうどマルと同じくらいですね。
痛みを伴い、やがて食べられなくなり、顔に広がると顔が崩れてしまうそうです。
あんまりひどくなったらもうブログにも載せてあげられないかもしれません。
診断を受けたときは「あぁ、やっぱりか」という思いで、
病名をネットで検索するうちに絶望的になってきて、
マルが痛みで苦しむ姿を思うと今から泣けてきて、胸が痛くてたまりません。
なんでマルがこんなに辛い思いをしないといけないのか。。。
あとどれくらい一緒にいられるかはわからないけど、少しでもマルが平穏に暮らせますように。
神様、お願いですからマルを苦しめないでください。
マルの楽しみを、マルの自由を奪わないでください。

抜歯の手術のあと麻酔が切れてから、ごはん&水を口にしないので、心配になって今日は動物病院に行ってきました。
ピンク色のよだれ(膿?)みたいなのを垂らしていたので、ちょっと私がパニックになってしまって、でも病院に行ったらお医者さんが落ち着いて対処してくれたので、ちょっと落ち着きました。
ごはんの塊が抜歯したところに詰まってしまい、そこが痛いのではないかということ。
治療には、全身麻酔まではいかなくても、軽い麻酔が必要だから、週明けまで様子を見ることに。
高齢猫にそんなに何回も麻酔はできません。麻酔でも死んじゃうリスクがあります。
傷が治ってきたら、ごはんも自然に取れるのではないかということでした。
栄養状態はそこまで悪くないようなので、点滴もしませんでした。
今はゆっくり休むしかないです。
ネビュラやチビも改築の引越しのときにしばらくカウチの下から出てこなくて、2、3日ろくな食事もしなかったことを思うと、抜歯後3日食べていないくらいでパニックになっちゃだめですね。私がしっかりしないと。
↑の写真は、Vetから帰ってきてもふてくされていて、カゴからでるのをボイコット中のご機嫌ななめのマルです。痛み止めの注射をしてもらって、少しぼーっとしているのかもしれません。
Vetでもいつもお利口さんで、怖がってはいるものの、攻撃的になることはありません。
ちゃんと看護士さんやお医者さんの言うことをきいて、いい子にしています。
看護士さんがマルに「Mommy(私を指して)がいてくれてよかったね」と呼びかけていたのを聞いたら、何もしてあげられないママで本当にごめんねって思いました。
最近は行きたくないVetに連れていかされたり、痛み止めの薬を無理やり飲まされたり、食べ物をあげたり(マルは自分が病気だから口が痛いんじゃなくて、食べ物が痛くさせていると思っているよう)、私はマルにとってママというよりは悪人になっていると思います。それでもまだ甘えたり、頼ったりしてくれるかな。あんまり自信がありません。

こうやって4匹仲良く夕暮れにゴロゴロできる日はなんて貴重で幸せだったんだろうと今更ながら思います。
Vetにはよれよれの猫ちゃんがいます。病院内で飼っているそう。
たぶん何か病気だと思う。
今日触ったら、本当にがりがりで、口が閉じれないから舌が出たままで、その舌は干からびて変色して、茶色いよだれがでています。毛もぼさぼさで、よれよれなんです。
それでも病院内を自由きままに散歩していて、なんかその姿に勇気付けられました。
マルもどんな姿になってもいいから、最期までマルらしく生き抜いて欲しいと思います。
頑張れ!頑張れ!マル!!
2015.08.02 (Sun)
スーパーフード

Costcoで買った冷凍ざくろと、チアシード。
毎朝スムージーに入れて飲んでいます。
どちらも種だから固いんだけど、ブレンダーにかけて、飲み込んでいます。
スーパーフードってどちらも書いてあるから、きっと健康に良いはず。

マルが自力でご飯を食べていた〜〜〜

トイレもちゃんと使っていた〜〜〜


痩せたとはいえ、まだまだどっしりとした後ろ姿ですね。
夜は一緒に寝ようとベッドに来たり、甘えてすりすりしてきたり、まだちゃんと頼ってくれているようで、本当に嬉しかったです。
まだやっぱり口は痛いみたいだけど、昨日強制給餌(いや、愛情給餌^^)して本当に良かったと思います。
「やっぱりごはん美味し〜!自分で食べてみよう!」って元気が出てきたんだと思う。
「食べたい」って気持ちは「生きたい」って気持ち。
まだまだマルには健在のようです

マルの看病をしながら、いろいろ考えさせられます。
「死」はどんな動物にも訪れる自然なことだけど、それを怖がって生きていたら、生きている今がもったいないね。
マルは自分が死ぬことなんて全く考えていないし、お別れを恐れながら今を生きてはいない。
結局びびっているのは人間だけですね><
お別れを嘆き悲しむよりは、一人じゃ絶対味わえない無償の愛情体験を毎日ありがとう!って思いながら接していくよ



2015.08.13 (Thu)
ドライユーカリ

乾燥ユーカリを買ってみました。
香りがすごい!

マルはあるサプリを取るようになってから、食欲が戻り、自分でご飯(カリカリも)を食べるようになりました。自力で食べれるようになったのをみたら、涙が出るくらいうれしかったです!
今朝もどんどん食べて、お代わりまでして^^、うれしかった〜〜〜!
でも、食べ方にムラがあって、「食べたー!」と喜んでいたら、次は「いやいやいや〜

強制給餌はまだ1日に1回やっています。
帰宅後の食事はなぜか自分で食べないんです。お腹が減っている素振りはするのに。
でも、残りは自力で食べます。
ご飯に関しては、1歩進んで2歩(いや、1歩半くらい?)下がるような状態。
マルの体重を維持できるだけの量を与えるのは簡単ではありません。
ちゃんとカロリー計算してみたら、マル級の猫はでっかい缶詰2個半も1日に食べないといけないらしい。。。
うちはカリカリは置きエサになっているので、誰がどれくらい食べているか把握できていないのですが、病気前は相当な量のカリカリをきっと食べていたんだね。
夜はご飯を食べたあとは、ガレージで一人でおとなしく寝てもらったり、一緒にベッドで寝たり。
朝は一緒に庭を散歩。その後、お外でご飯(家の中だとなぜか嫌がる)。
でも、ほぼ普段と変わりない生活です。
一度外に出したら、呼んでも帰ってこなくって、裏の家の前で座っているのを発見され、捕獲。
私たちの顔を見るなり、ニャーニャー鳴き出して、家出したけどすぐに寂しくなった子供みたいでした^^
まだ元気とはいえ、外に出すのには抵抗があります。
「家出して、帰ってこなくなったらどうしよう」
って心配しちゃうけど、
「(うち以外に)他にどこにマルが帰るところがあるの?」
っていう旦那さんの言葉に納得。
マルの家はいつだってうち以外どこにもない。
雨の日も、風の日も、13年いつもちゃんと毎日帰ってきました。
もちろん目に見えて弱ってきたら、おうちの中だけになるでしょう。
でもそれまでは大好きなお外でいっぱい自然と戯れて過ごしたほうがマルも喜ぶでしょう。
自分のほっぺが痛いのも、自分が病気だからなんて全く気がついていないようです。
食べ物が自分を攻撃していると勘違いしているらしく、エサの器に向かって「痛いだろぉぉ

いつも通り、庭をパトロールして、お隣のねこちゃんにご挨拶して、柿の木の下で昼寝しています。
頻繁に確認しにくる私がちょっとうざそう^^

最近暑いので、ルナちゃんは少しでも涼しい場所を探して移動します。

ネビュラの最近の定位置は、ここ。
下がメッシュになった椅子なので、涼しいんでしょうね。
さすが、ネビュラ。

メス猫の行動範囲はオスたちに比べるととても狭いです。
呼べば返事してくれるくらいの距離にしか行きません。
相変わらず、チビは夕暮れ時にしか帰ってきません。
どこに行っているんだか。
2015.09.02 (Wed)
新しい餌入れ

食べにくそうなマルのために、こんな器を用意しました。
高さがあり、器が斜めに角度がついているのがポイント。

これまでは、器をもってあげたり、スプーンですくってあげたりしていたのですが、これだと一人でも食べやすそう。。。かな?
お皿を少し濡らしてあげると、缶フードも張り付かなくていいみたい。
あと、スプーンで柔らかくしすぎると逆に食べづらいので、塊のまま少しだけほぐしてあげたほうがいいようです。
これは他の猫たちにも言えるみたいで、缶フードは柔らかすぎると、舌でペタペタと粘土の山みたいなのをこしらえてしまいがちなので、一口サイズの塊っぽくしたほうが、ガブッと食べやすそう。
2015.09.16 (Wed)
今日のマル


遊びたい。Byネビュラ
対照的な2匹。

うまい飯をくれ。Byネビュラ
マルはじっと痛みを耐えています。
最近はマルばかり美味しい(高い)ご飯を食べていたから、ネビュラとルナとチビにもご馳走をあげました。ネビュラはご満悦の様子。

今日のマル(と、ネビュラもちゃっかり写っている)。
ご飯を食べる量が少し減ってきました。
いつもより食べるとき痛そうです。
右目からとろりとした液体がよくでるようになりました。涙なのか?
よだれも出たりします。出血はありません。
ほぼ毎晩一緒に寝ますが、3〜4時に起きて、外に出て行っているようです。
動きはほぼ変わらずしっかりしています。
あんなに食べることが大好きだったのに、今では食べ物から顔を背けたりして、そんな姿を見ると悲しいです。。。

スタバでケーキポップを食べました。
ケーキというより、ねっとりとしたクッキードウみたいな感じ。
ピンクのバースデーケーキが美味しかったです。ひとつ1.50ドル。
2015.09.20 (Sun)
おやつ

ターゲットで買ったマドレーヌとブラウニーが合体したおやつ。
「オフィスでのおやつにするから食べないでね」
って言ったのに、だんなさんに食べられてた。。。
「これは怒られる価値があるくらい美味しい」
だってさ


秋色バージョンのM&M's。

マル(とルナとチビ)。
いつもうつむきがち。。。
と思ったけど、マルは以前から下ばっかり見ていた猫でした。

みんなで仲良くごろごろしているところを見ていると、
「もうちょっとがんばって長生きしてね」
って思ったり、
「苦しくなったら、無理しなくていいからね」
って思ったり、
複雑です。

ネビュラは最近オリーブの鉢の中がお気に入りです。

マルの最近のお気に入りはこの缶詰。
前まではパテが食べやすそうだったけど、今は口の中に張り付いて痛いみたいです。
なので、フレーク状のものが今は一番お好みです。
この缶詰は味も好みのようで、がっついて食べてくれます。
穀物はガン細胞のエサになると聞いて、なるべくGrain Free(穀物なし)のものにしています。
マルは缶詰でも「開けたて」でないと食べたがりません。
マルは昔から「新鮮さ」にはこだわりがあるようで、お水も前日のものは飲みたがりませんでした。
人間の食べ物にはあまり興味がなく、食べ慣れたものでないと食べませんでした。
元気なころは、人間のご飯大好き&盗み食いをするネビュラに比べたら管理しやすかったけど、病気になると食べ物にこだわりのある猫は食べてくれるものを見つけるのが大変です><
2015.10.06 (Tue)
マルの様子

12.6lb(=5.7kg)。
今回、婚約パーティーはPleasantonというサンフランシスコから東に1時間ちょっとくらいのところで行われました。そのため、マルを猫ホテルに預けました。
おうちに戻ってきたときのマルのうれしそうな様子

庭をぐるぐるとパトロールして、久しぶりの太陽がとてもうれしそうでした。
人間と距離を置きたがっているように見えていたけど、少し離れるとやっぱり寂しかったみたいで、たくさん甘えてくれました

もう預けるのはやめようと思って、日本行きも日程を変更しました。
変更費高かったけど

普通に買い直してもよかったかもしれないくらい。
でも仕方ないです><

食べる量は減ってきています。
缶詰の中の少し大きめの魚の塊もよけて食べるようになりました。
今朝は少し出血していたみたいで、食べた後のヒゲに血がついていました。
こうやってみると、かなりスリムになりました。